街路樹の下にきれいに花を植えている地域がある。私はいつもいいなあと思っていた。職場を退職して、花と緑の平島公園から花と緑の平島一丁目へと拡大したいと活動している。その一つとして平島一丁目でも街路樹の下をきれいにして、花を植えようと思っていた。
小針中学校・小針中学校学校コーディネーター・小針中学校保護者・小針中学校生徒・平島一丁目自治会が協力して、新潟市廃棄物対策課の応援で平成24年5月17日に実施しました。 |
| 参加した小針中学校の生徒さん達です。中学生27名・小学生5名・小針中学校教員保護者コーディネーターさんなど10名・平島一丁目自治会より7名・廃棄物対策課職員2名など51名ほどの参加でした。
3時半から役員等が準備をし、子ども達は4時10分から50分までの40分間くらいの作業でした。
|
街路樹の下は左の写真のように多年草であるイネ科の雑草が蔓延ります。このような状態ですと、犬の糞をしてそのままにしたり、空き缶などを捨てていく人が多いものです。
3月4月にかけて2回の草取りや背が高くなるチカラシバやカモジグサなどを根からとっていました。それでもまたイネ科の植物はどんどん元気になっていくのです。 |
|
|
上記の草を竹の子掘り用の鍬で掘り起こします。掘りこした土は平島公園へ運んで、穴が開いている所などに埋めました。
その後に、買ってきた培養土を敷いて花を植える活動です。イネ科の植物は1回根こそぎとってしまわないとやっつけることが出来ないのです。 |
街路樹の下だけではなくて、歩道に生えてきている雑草もみんな抜きました。
みんなの力はすばらしいもので、どんどんきれいになっていきました。 |
|
|
犬の糞どおりと化してした銀杏並木がフラワーどおりに変身していきました。
子どもも大人も作業を通して、環境美化をすると清清しい気持ちになってきました。 |
作業前の打ち合わせです。車に注意して怪我をしないように注意する・鎌を振り回さない・働く時は無駄話をしないで頑張る。終わってから平島公園でジュースが出るから頑張ろうなどと生徒さんたちに話をしています。 |
|
|
鍬で耕す人・草をとる人・雑草を平島公園に運ぶ人・土を入れる人・花を植える人などがそれぞれ分担して作業をしました。
働くとは「人のために動く」との意味ですから、みんなボランティア精神を発揮して、自分の出来ることをがんばってやっていました。
15本のイチョウの木の下がどんどんクレイになっていきました。 |
イネ科の雑草を根こそぎ取って、土をいれ、花を植えても、その間の土の所にイネ科の雑草の種が飛んできて、またイネ科が蔓延ります。そこで土のところにクローバーの種を撒いておきます。土の同じ黄色の種なので見えませんが、種が撒いてあります。
クローバーは1週間もすれば、根が出て、芽が出てきます。もちろん雑草も出てきますので、クローバーや花が負けないように雑草を抜くことも大切です。 |
|
|
清掃終了後に生徒さんたちが学校に帰っていきました。学校で
「この後、また雑草が生えてこないだろうか?
「こ今後もきれいにする活動が必要ではないか?」などの声が生徒さんたちから上がってとのことです。今後とも継続的な活動にしたいと大人たちも思っていたので、嬉しい意見でした。 |
24年6月21日に再度、中学生63名・小針中学校職員5名・保護者8名・コーディネーター2名・平島一丁目自治会15名・役所担当者2名・警備会社2名で100名余で花を植えた後の草取りをしました。
前回よりも倍以上の中学生が参加してくれました。
統計心理学で帰無仮説(仮説の反対の仮説)5%未満だと仮説が証明されたことになります。逆に5%以上だと帰無仮説を棄却できないことになるのだそうです。小針中学校は在籍児童が991名です。63名は6.4%です。6.4%は5%を超えているのでけっこうすごい数字です。つまり中学生はボランティアをしたくないと考えているという仮説は有意ではないとの証明になっています。 |
|
たまには私の働く様子もアップデートしようと思いました。いつも私は写真を撮ったり、作業をしたり、お茶を出したり、多忙です。
でも最近はだんだん自治会の役員みんなが精力的に動いてくれます。写真を撮る係りもやってくれるようになりました。どんどんどんどん役割分担をして、みんなが自由に動いて、みんなが楽に仕事ができるようにと考えています。 |
|
|